ニーズが高まる訪問介護員

少子高齢化が進む現代、福祉関係の仕事にスポットライトが当たるようになりました。就職難に苦しむ世の中でも、福祉関係の仕事は求人誌でもよく見かけられます。特に、介護の仕事は多く存在します。4人に1人は高齢者ですからそのうちの何パーセントかは介護が必要になります。高齢化が進むにつれて、さらにこれから介護に関する仕事は増えると予想されます。訪問介護員とは、家庭生活において介護が必要な高齢者の代わりに、家事や身の回りの世話します。訪問介護員のことを一般的にはホームヘルパーと呼びます。ホームヘルプサービス自体はスウェーデンで始まったとされています。日本では、1958年に本格的にサービスが始動しました。以前のように高齢者の介護は家族がするものだという考えは、核家族化が進むにつれて成り立たなくなってきました。核家族による少人数での介護では、とても負担が大きく担いきれなくなってきたのです。そのような状況を受け、国でも対策が立てられました。高齢者対策の強化のために、老人ホームやディケア、ディサービスなどの施設の設置と共に、訪問介護員の質を向上させるため、「ゴールドプラン」という計画を発表したのです。そして現在に至るまで、徐々に訪問介護の体制は整えられていったのです。ゴールドプランは新ゴールドプラン、そしてゴールドプラン21と形を変え、さらに高齢者への対応は充実しつつあります。

訪問介護員にも資格があります。この資格がなければ、雇わないという事業所もありますし、働きながら資格を取得させてくれるという所もあります。どちらにしても、訪問介護を職業とするには取っておかなければならない資格です。一時期から、ヘルパー(訪問介護員)2級講座の宣伝が増えたと思いませんでしたか?実は、平成21年に、ホームヘルパー(訪問介護員)2級以上を取得していない者(または、1年以内に2級取得予定の3級所持者)以外は介護報酬を受け取ることができないというシステムに変わったのです。国は、安全に介護を進めるために、人材育成の強化を目指したのですね。また、国家資格とは違い、きちんと講習を受ければ取得できるという資格です。介護が必要な高齢者が増える日本では、訪問介護員という仕事のニーズがますます高まっていくことでしょう。

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